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"癒し"よりも深く、"励まし"よりも強く。よりポップに、よりヒューマンに。
秋川雅史クラシカル・クロスオーバー第1弾!
近年、クラシカル・クロスオーバーという言葉をよく耳にする。これはクラシック特有のスケール感にポップスのわかりやすさをエッセンスとして取り入れた音楽のことで、このジャンルが元気なのは、多くの人が、形式にとらわれずに完成度の高い音楽を楽しんでいるということなのだろう。
このクラシカル・クロスオーバーについて、まず海外に目を向けると、男性ではアンドレア・ボチェッリ、女性ではサラ・ブライトマンが非常に有名だ。さらに、ここ数年では、ラッセル・ワトソンやジョシュ・グローバン、マリオ・フラングリースといった男性テナーも次々とブレイクしている。
彼らに共通して言えるのは、本格的な歌唱力は当然のこと、甘いマスクも兼ね備えている点だ。これは、このジャンルが、音楽のみならずビジュアルも親しみやすい方が、より多くのリスナーに受け入れられる何よりの証拠で、この傾向は年々高まっている。
次に国内のクラシカル・クロスオーバー・アーティストを見てみると、インスト・グループ初のミリオン・ヒットとなった女子十二楽坊、クラシックの原曲にポップス系の卓越したヴォーカルを取り入れてヒットした平原綾香や本田美奈子など、女性の大ブレイクが目立っている。
また最近、クラシックの男性ヴォーカリストの幅広い活躍も見逃せない。昨年の『NHK紅白歌合戦』で日本の唱歌を歌った錦織健、『新撰組!』でのテーマ曲を歌っているジョン・健・ヌッツオ、そして沖縄の名曲を数多く歌いながらチャリティ活動を続ける新垣勉と、ここ数年、男性アーティストの注目が高まっていることがわかる。
そういった中で、初めて本格的なクラシカル・クロスオーバーに挑戦したテノール歌手、秋川雅史の本作が注目を集めているのは、ごく自然な流れだと言えるだろう。彼は、赤と黒が似合う端正な容姿を持ちながら、日本クラシック音楽コンクール声楽部門で最高位を受賞するという実力の持ち主でもある。その一方で、コンサート後のCD即売会場ではお客様とのコミュニケーションから温厚な人柄がにじみ出ていた。つまり、彼は、クラシック・アーティスト元来の崇高な才能と大衆的な人柄、さらには、それにふさわしい甘いルックスまでも持つ、いわば生まれもってのクラシカル・クロスオーバー・アーティストなのだ。したがって、彼が、日本のこのジャンルを大きく変える日もそう遠くないはずだ。(つのはず誠)
「Dream
of Love 〜愛の夢〜」 秋川雅史(テノール)
TECI-1060 定価2,800円(税抜価格2,667円)
〜本当の愛に出逢うための10篇〜 |
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1. 息吹 「アルハンブラの思い出」 作曲:タレガ
2. Faraway 「アランフェス協奏曲 第2楽章」EN ARANJUEZ CON AMOR 作曲:ロドリーゴ
3. 愛の夢 「愛の夢」?"三つの夜想曲"より 作曲:リスト
4. 星を継ぐ者に 「 亡き王女のためのパヴァーヌ」 作曲:ラヴェル
5. もう微笑んで 24の前奏曲 第15番「雨だれ」 作曲:ショパン
6. 生まれた意味 「花の歌」 作曲:ランゲ
7. 氷の中の夏 「シシリエンヌ」 作曲:フォーレ
8. 奇跡のかけら 練習曲 第3番「別れの曲」 作曲:ショパン
9. 揺れる瞬間 ピアノ・ソナタ 第14番「月光」 作曲:ベートーヴェン
10. しずく 「白鳥」〜"動物の謝肉祭"より 作曲:タレガ
全作詞:及川眠子/全編曲:EDISON
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